私が初めてクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)に憧れたのは、高校生の頃でした。ファッション雑誌で見た、真っ赤なヒールを履いた大人の女性。

いつか、このブランドが似合う大人になりたい

そう思いました。それから10年が経過し、私は28歳になりました。

そのとき、縁あってアラブ首長国連邦、通称UAEのドバイへ転勤する機会を得ました。

ドバイといえば「アラブの大富豪」という言葉に代表されるような、ラグジュアリーなイメージがありました。

その名の通り、ドバイには「ドバイモール」という世界最大のショッピングモールがあり、世界中のありとあらゆるハイブランドが大型店を構えていたのです。

その中に、もちろん憧れのルブタンも。

ルブタンのデビューは「パネトーネ」

内心「高くて、まだまだ買えないよね」と思いつつも、私の足は憧れのルブタンの店舗に誘い込まれていきました。

そこで驚いたのが、ドバイは日本よりずっとルブタンが安いこと。「こんなに値段が違うものなの!?」と本当にびっくりしました。

日本で約12万円の商品が、約8万円だったのです

その価格差が、私の背中を押してくれ、遂に私は購入を決意。

パネトーネ」という長財布の、オーロラスタッズを選びました。こうしてルブタン・デビューを果たすことになりました。

他ブランドにはない特徴的なデザイン

ルブタンの財布の特徴は、なんといってもデザインにあります。

表も裏も、側面も、とにかく全体に並んだスタッズは、他のブランドにはないデザインなので、一目でルブタンだとわかります

特に私が購入したものは「オーロラ」と呼ばれるタイプで、スタッズの色が5色のグラデーションになっている、とても美しい一品。ずっと眺めていても飽きません。

お買い物をする際、バッグからこれを取り出したとき、周囲の人や店員さんの目が財布に行くのがよく感じられます。

少し気恥ずかしいような、誇らしいような・・そんな気分になりますね。

 

お財布を開けると、中は真っ赤になっています。

これは靴底とヒールが真っ赤なルブタンの靴をオマージュしており、まるであのハイヒールを手にしているような気分。

素材は中もしっかりとした皮のつくりとなっています。

密かなセクシーお気に入りポイント

実は私には、それ以外にもお気に入りのポイントがあります。それは、ファスナーを引っ張るタグです。

そのファスナータグは靴底の形をしています。表は鏡のようなツルツルした素材で、クリスチャン・ルブタンのロゴが入っているのですが、その裏は真っ赤。

これがまさに、ルブタンのあのハイヒール!

こんなにセクシーなファスナータグを私は見たことがありません。ルブタンのこだわりが感じられます。

実用面は?

実用面ではカードの収納枚数が多いので、助かっています。

カード用のスリットが、札入れをはさんで片面6枚ぶんずつ、両面で12枚ぶんあります

私は、片面の6スリットには日本のカード類(日本のクレジットカード、日本の運転免許証など)を収納。

もう片面の6スリットにはドバイのカード類(ドバイのクレジットカード、住民IDカード、ドバイの運転免許証など)を収納するという使い分けをしています。

また「実用面」というカテゴリーに当てはまるのかわかりませんが、私がこのお財布を使用する際のポイントがあります。

 

それは、鞄の中にしまうとき、お財布本体や周囲のものに傷がつかないように、ハンカチで包んで入れるようにすること。

ちょっと不便に思われるかもしれませんが、美しい姿のまま長く使用したいので、こうしています。

神経質と言われるかもしれませんが、それだけ思いが強いお財布なのです。

お財布とのこれから

ルブタンの財布の中でも、なかなかカブる人のいないこのデザインとは、長く付き合っていくつもりです。

そして、このお財布が似合う大人の女性を目指そうと思います。

ルブタンが似合うようになるには、ルックスや立ち居振る舞いだけではなくて、収入レベルも含まなくては、と気合が入ります。

オンナとしての背筋を伸ばしてくれる、女をアゲてくれる、素敵なお財布だと思います。

お財布の詳細
レビュアー年齢 20代
財布のブランド クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)
財布の名称 パネトーネ
財布の素材 レザー+スタッズ
財布のタイプ ラウンドファスナー
購入価格 2490AED(約8万円)