ミランダ・カーがCMに出ていたことで興味を持ったサマンサタバサ。
以降も「カワイイ♪」をカタチにしたらこうなるんだろうなぁと思わせる商品が次々と・・・。このデザインってアラフォーが持つとちょっとイタイのかしら。と何度も店舗の前を横目で見つつ素通りしていました。
そんな時「バッグは無理でも財布なら許されるんじゃない!?」と気づいた自分にニヤリとしながら、とうとうサマンサタバサのお財布コーナーへ初めて足を踏み入れました。
入ってみると、意外とシンプルなデザインのシリーズが並んでいました。もちろんサマンサ王道のカワイイシリーズもあり、色もデザインもとにかく豊富。
あちらを手に取り「うーん、これはちょっと可愛すぎかな・・・」「これは落ち着きすぎてサマンサを買う意味がないしな・・・」と、とにかく悩みながら店内をぐるぐる。
その合間にこのお店で実際に品定めをしている人々も横目でチェック。他の人が持っている物はなぜか良く見えるものです。
入荷したばかりのフラワーベルトとの出会い
そんな私に店員さんが声をかけてくれました。ここは素直にアドバイスをお願いしよう。
「可愛すぎないカワイイものが欲しいんですけど」という無茶ぶりをするアラフォーに対して、「こんなのはどうですか?」と提案してくれたのが、このSamantha Thavasa Petit Choiceの”フラワーベルト長財布”でした。
当時まだ入荷したばかりだったらしく、店頭には並べられてなかった商品です。その店員さんの対応に、まずこちらの気分も良くなります。カラーバリエーションは全6色。牛革素材でどの色も品のよい色に発色しており素敵です。
私はネイビーとイエローで迷いましたが、以前プラダのオレンジのお財布が自分のテンションをかなり上げてくれた経験があるので、明るい色のイエローに気持ちが傾きます。本来一番好きなのはネイビーなのですが、やはりお財布は気持ちを明るくしてくれないと!
風水でも黄色や金色のお財布が良いという話も少し頭をよぎりましたが。デザインはというと、お花のモチーフがサイド2か所にありサマンサらしさを出しつつもデコラティブではありません。
「そうねー、こんな感じならアラフォーの私でも持てるかも」と思案する私に、店員さんが「中もいい感じなんですよ」と開けて見せてくれました。「ぎゃっ!可愛すぎ!!」すっかりやられてしまいました。
1年半が過ぎてもトキメキを感じ惚れ惚れしています
財布をパカッと開けるとすぐ見える場所は全部キャメル色の革なんです。つまりイエローの表革に茶色の裏革。そこまではそれなりに落ち着いているんです。
ところが札入れ内のカードホルダーやファスナーを開けたコインスペースの裏地はとってもきれいで明るいピンク!だったんです。この色、購入から1年半経った今見ても女心にグッときます。
女性っていつまで経ってもカワイイもの好きですから。むしろ、20代のころは背伸びして逆に大人っぽい物を選んだりする方もいるかもしれません。
でもやっぱり何歳になってもカワイイデザイン、キレイな色にはこんなにときめくものなんだなぁと思い知らされてしまいました。
購入時20000円(税込み21600円)でしたが即決です。今すぐ使いたい!ってくらい惚れてしまいました。ここだけの話にするならば、夫に惚れた時よりも熱くなったかな(笑)
実はこの年になるまで、3つ折り財布愛用派で長財布と呼ばれる形は使ったことがありませんでした。
理由は財布がパンパンになっている様が嫌いで、カード類は極力持たず、レシートなどもすぐに出して、とにかくスッキリした財布にしておきたかったから。
そんな私にとって長財布はかさばるイメージしかなく、論外でした。
サマンサのこの財布は言ってしまえば、実用性はさほど重視せず、とにかく「アラフォーが持てるサマンサらしい可愛さと遊び心があり、乙女心を忘れないための財布」だったのです。
ところが、いざ使ってみるとその使いやすさもなかなかのものでした。特にカード類は20枚近く入れてもスッキリしていると感じますね。かさばるイメージは何だったのでしょうか。
購入後1年半ほど経っても型崩れもなく使えていることからも、しっかりしたお財布だという事がわかります。カワイイ好きの女性には、世代を問わずお勧めできる財布です。
レビュアー年齢 | 40代 |
ブランド | Samantha Thavasa Petit Choice (サマンサタバサプチチョイス) |
財布の名称 | フラワーベルト |
財布の素材 | 牛革 |
財布のタイプ | ボタン式 |
購入価格 | 定価(21600円) |