所作のお財布ってなかなかみかけないお財布だと思いませんか?外側はもちろん、内側をみると、「どうなっているの?」と友人からは注目を浴びています。
所作の財布は、結婚式などでお祝いをつつむ1枚布の「袱紗」をモチーフに作られています。
贈答品を包む古い様式「折形」の紙の折り重なりをデザインに落とし込んで作られているんですね。
縫い目が一切なく、一つのボルトだけで留められている、非常にユニークなお財布。
私は外側がシルバー、内側が黒の長財布を愛用しています。
使い慣れると品も出てくる?使いやすさは想像以上!
「物珍しさ」でいうなら、所作は他ブランドを圧倒するのではないでしょうか。
意外と見た目が大きい上、シルバーも目立つようです。
また、かぶせを開けたら、コンビニの店員さんなどは目がテンに。
アパレル系の店員さんにいたっては、「見せて下さい!」なんて言われたことも。
お仕事上、ファッションや小物に詳しい彼女らは、知らないものがある事を許さないかのように聞いてきますね。
お金の出し入れの最中は、「あの財布の作りはどうなっているの?」というような顔をしているのがこちらからもわかります。
ちなみに、他人の興味をひきたいから使っているわけではないですよ(笑)欲しいと思ったお財布がこのお財布だったのです。
今ではすっかり手になじんでいます。「所作」というくらいですから、慣れればとても使いやすい。
なんだか品も出てくるような、優雅な気分にもなれます。
ファスナー無しでもお金を落とす心配なし!かぶせがまるで巻物!
小銭入れもとても広く、簡単に開け閉めできます。
よく、ファスナーがないので、お金が落ちないのかと聞かれますが、お金を落としたことは一度もありません。
長めのかぶせが、まるで巻物のようにしっかり包める仕様になっているのでその心配も無いのです。
全体の大きさは、横約19cm奥行き約1.0cm高さ約11cm。薄いですが、大きく見えますし、手の小さな私には少し大きく感じます。
札入れにはマチがありませんが、縫っていないせいか、収納力は高いです。
内側にカードを収納するところが8か所あります。カードポケットにもかぶせがついているので、生活感が周りに見られないところが、個人的にとっても気にいっています。マチなしのポケットも3か所ありますがレシートなどを入れています。
お財布というよりもまるで金銀細工!
所作の財布は、日本の職人が通常の革よりも手間をかけて、植物由来の成分で造られた革にシルバー箔を加工して作っています。箔加工されたシルバーが表面なので、とても華やか。
また箔の粒が大きいので、箔と箔の間から元の革の色が見え隠れするのもお洒落。
私は3年使っていますが、ひび割れたようになり箔がはがれてきています。購入当時よりも元の革の黒が見えているように感じますね。
でも、これをマイナスに思わせないのが所作の魅力であり私がオススメしているポイントでもあります。
これは、あえて箔が剥がれやすいように加工してあるので、使い込んでいくと、ヴィンテージの金銀細工のようになります。
ただし!ついうっかりポケットにでも入れてしまったら、ポケットの中が大変なことになりますのでご注意を(笑)
所作の長財布を買うきっかけ
おっとっと。購入のきっかけをお話していませんでしたね。
美容院で偶然読んでいた雑誌の中に「個性的な財布」という特集記事。そこでとり上げられていた、袱紗モチーフの所作の財布に心ひかれました。
色も何種類もあり、とても個性的。
あまりに個性的すぎるからなのか、私の周りには使っている人がいませんでした。価格も2万円ほどということもあり、思い切って買ってみたのです。
最初手にした時は、独特の銀箔のざらつき感があり、使い始めの頃は使いなれず、「失敗したかな?」と思いましたが、シルバーの色がカッコ良いから、とそのままつかっていました。
そうこうするうちに、いつしか取り扱いに慣れて、所作がすっかり身に着いたようで使いやすくてしかたなくなってきました。
ファスナーの開閉もないので、ストレスがなく今となっては非常に使いやすいです。
内側も外側もかぶせがしっかりついており、中のごちゃごちゃしたものが見えないので、スマートな印象で大変気に入っています。
お財布の詳細 | |
レビュアー年齢 | 30代 |
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財布のブランド | 所作 |
財布の名称 | 所作ロングウォレット |
財布の素材 | 植物なめしのジャパン・レザー |
財布のタイプ | かぶせ |
購入価格 | 22,000円 |