エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)といえば、華やかなテキスタイルのデザインが魅力のイタリアンブランド。
私はこれまで、別の某イタリアンブランドから出ている薄いピンク色の柔らかな革財布を使っていました。
しかし、1年ほどで汚れが目立つようになり、財布はマメに買い替えた方が良いとは聞くものの、頻繁に買い替える値段でもない。
機能としては特に壊れたわけでもないし・・と思ったので、次に買うものはもう少し長く使えるものにしようと思っていました。
そんな時に目に留まったのがプッチです。プッチのお財布は他のメジャーブランドから比べると少しは手が届きやすい価格帯なのも嬉しく、思い切って買ってみました。
年齢を重ねるごとに良さがわかる「華やかさ」
お値段はたしか当時35,000円くらいだったと思います。柄物は飽きるのかなと思いましたが、そうなったとしても、買い替えにもそこまで思い切りはいらない価格だなと思って。
表面はプッチのプリントをPVC(ポリ塩化ビニル)でコーティングしてありしっかりしていますが、中はカーフ(仔牛の革)素材で柔らかいです。中の革の色は表のカラーに合わせて鮮やかなショッキングピンク。
使ってみたら意外飽きることもなく、もうじき3年がたちます。使い始めは30代だった私も、もう40代。違和感もなく使い続けています。
むしろ若い時はプッチの柄の良さがわかっていなかったのですが、年齢を経るにつれてしっくりくるような感じがしますね。これが「大人の華やかさ」というのかも?
シーズンごとに変わる華やかな柄は買い逃しできない
色調はブルーやベージュ、モノトーンなどいろいろありましたが、私はそのシーズンの柄のピンクマルチカラーにしてみました。
そう、プッチのお財布は定番の形はあるのですが、柄は春夏・秋冬ごとに変わってしまうので、もし、「この柄が可愛い!」と思ったら買っておかないとなくなってしまうのですよね~。
私は実は同柄のカードケースも欲しかったのですが、在庫がなく、泣く泣くあきらめました・・。
私の服やバッグは無地などが多いので、お財布くらいは華やかでもいいのかなと思っていますが、やはりプッチのお財布は他のブランドと比べて目立ちます。
モノグラムでない柄のお財布自体が珍しいし、趣味がいいねと良く誉められるのが嬉しい誤算。
特に広告代理店などのクリエイティブ系の男性には受けがいいようです。彼らはプッチの柄だとだいたい知っていますからね。
さらに、プッチは柄・色展開も豊富でカットする位置で柄が異なるため、なかなか同一のものがないのがポイントです。他の人とかぶらないというのは大きいかも。
私はまだプッチというブランド自体もほかの方とかぶったことがないです。私の周りが保守的なのかもしれませんが・・・。どうせ買うなら、「私だけのモノ!」と思いながら使いたいのです。
ずっと綺麗に使える!
3年使っても表面はコーディングのおかげでこのようにいたって綺麗。たまにウェットティッシュで拭くくらいです。
内面の方が(革だから)若干汚れが目立ちますね・・・でも3年使ってこれなら立派だと思います。
カードとかはまとめて玄関に置いておいて、使うものだけを出かける前に入れるという方式にして、カードによる革の伸びを防ぐようにはしています。
プッチの長財布にはラウンドファスナーと被せ式があるのですが、私は被せ式(ボタン式)を選択しました。
これは好みの問題だと思うのですが、私はファスナーで以前お札などを噛んでしまったことがあるのと、ポイントカードなどを入れすぎて(汗)閉まらなくなってしまったことがあるので、いざという時のためにこちらを選んだのが主な理由です。
以前使っていた長財布よりも若干サイズが小さめのため、バッグなどにも入りやすく重宝しています。
ただ、困ったことが1点あります。それは、プッチの柄はシーズンごとにどんどん可愛いのが出ること。「長持ちするように」と買って、実際に長持ちしている財布がここにあるのに、また新しいのが欲しくなってしまうのです!!
エミリオ・プッチ恐るべし(笑)
レビュアー年齢 | 40代 |
ブランド | エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI) |
財布の名称 | 36SM40-033ピンクマルチ |
財布の素材 | 36260/PVC加工(PLASTIC)、レザー |
財布のタイプ | ボタン式 |
購入価格 | 購入当時:35,000円くらい |